ソ連製のアフガンカ(ТУ17-08-172-82規定) 上下セットです。デッドストック品で、1987年前後生産品です。 ----------------------------------------------- ТУ 17-08-172-82は、ソビエト連邦軍で使用されていた夏季フィールドユニフォームの技術仕様です。この規格は、特にアフガン戦争中に使用された「アフガンカ」として知られるユニフォームに関連しています。 主な特徴: ジャケット: 中央にボタンで留める前立て、胸部と袖に複数のポケットがあり、肘には補強パッチが付いています。また、脇の下には通気孔が設けられ、動きやすさを高めるために背中に「ハーモニカ」と呼ばれる余裕のあるデザインが採用されています。 ズボン: ウエストにボタンで調整できるベルトがあり、膝にも補強パッチがあります。前面には個人のメダル用の小さなポケットもあります。 カモフラージュパターン: ブタン: 主に海軍歩兵隊や空挺部隊（VDV）で使用されました。ブタンカモフラージュは1980年代から1990年代初頭にかけて使われ、年によって異なるデザインのタイプが存在しました。 ベレズカ: 主に国境警備隊（KGB）で使用されました。このパターンは高い耐久性と独特の模様で知られています。 この規格は1982年に導入され、ソビエト連邦軍の様々な部隊で広く使用されました。特にアフガニスタンでの過酷な戦闘条件に対応するために設計されました。